幸せ体質を育てるセルフ・コンパッション:自分を人生最大の味方にする方法 その3

目次
- ○ 幸せ体質を育てるセルフ・コンパッション:自分を人生最大の味方にする方法 その3
- ・「自尊心」の罠とセルフ・コンパッションの違い:本当の強さは優しさから生まれる
- ・自尊心が高ければ幸せになれるという思い込み
- ・自尊心 セルフ・エスティームとは何か
- ・他人との比較が生み出す終わりのない競争
- ・セルフ・コンパッションは「評価」ではなく「思いやり」
- ・自尊心とセルフ・コンパッションの決定的な違い
- ・科学が示すセルフ・コンパッションの効果
- ・本当の強さとは「自分に優しくできること」
- ・頑張っているのに、なぜか心が満たされないあなたへ
幸せ体質を育てるセルフ・コンパッション:自分を人生最大の味方にする方法 その3
皆さん こんにちは
自分らしい幸せを欲しいアラフィフが
自分の強みを見つけられる
手相と四柱推命の鑑定師、西端です。
今回も、お読みいただき
ありがとうございます。
今回も、
セルフ・コンパッション
について
考えていきます。
「自尊心」の罠とセルフ・コンパッションの違い:本当の強さは優しさから生まれる
人は誰だって、
もっと自信を持ちたい
と願います。
・失敗して落ち込んだとき
・誰かと比べて劣等感を抱いたとき
・思うような結果が出なかったとき
私たちは、
もっと自分を認めなければ
もっと誇れる自分にならなければ、
と考えます。
しかし、
なんだか不思議なことが
よく起こります。
資格を取っても、
仕事で成果を出しても、
人から褒められても、
しばらくすると、
また不安になるんですよね。
- 本当にこれでいいのだろうか
- もっと頑張らなければ価値がない
- 誰かに追い抜かれるかもしれない
そんな声が、
心のどこかから聞こえてくるのです。
まるで、
砂の上に家を建てるように、
努力しても努力しても、
安心感が定着しないことって
ありませんか。
それは決して、
あなたが弱いからでは
ありません。
長い間、
自尊心を高めることこそ幸せへの道だ、
と教えられてきました。
しかし、
近年の心理学は、
もう一つの道があることを
示しています。
それがセルフ・コンパッションです。
自分を評価することではなく、自分を思いやること。
競争に勝つことではなく、苦しむ自分の味方になること。
本当の強さは、
優しさの中から、
生まれてくるのです。
自尊心が高ければ幸せになれるという思い込み
私たちは子どもの頃から、
自信を持ちなさい、
と言われて育ちます。
学校では、
良い成績を取ることが評価されます。
社会人になれば、
実績や成果が求められます。
つまり、多くの人は、
価値のある人間になること、に
エネルギーを注いでいます。
もちろん、
向上心や努力は、
素晴らしいことです。
問題なのは、
まわりの成果や評価を、
自分の価値そのものに、
結びつけてしまうことです。
評価は常に変動します。
今日は
評価されても、
明日は
評価されない、
かもしれません。
誰かより
優秀だったとしても、
さらに
優秀な誰かが、
現れるかもしれません。
評価を土台にした自信は、
とても不安定です。
そのため、
自尊心だけを頼りに生きていると、
人生は常に、
証明し続ける戦い、
になります。
・自分には価値があることを
・自分は優れていることを
・自分は負けていないことを
その戦いは、
終わりがありません。
だから、多くの人が、
疲れてしまうのです。
自尊心 セルフ・エスティームとは何か
自尊心とは、
自分には価値がある、
と感じる感覚です。
本来、
自尊心そのものは、
悪いものではありません。
自分を信頼し、
自分を尊重することは、
人生に必要な力です。
しかし、
その価値判断が、
比較や評価に依存しやすいことが、
問題です。
たとえば、
・成績が良いから価値がある
・仕事ができるから価値がある
・人気があるから価値がある
・お金があるから価値がある
という考え方です。
この状態では、
価値は条件付きになります。
条件が満たされている間は、
安心できます。
しかし、
条件が崩れた瞬間、
自己価値も、
揺らいでしまいます。
まるで、
一本の細い柱だけで、
家を支えているようなものです。
その柱が折れたとき、
心もまた、
大きく揺れてしまうのです。
他人との比較が生み出す終わりのない競争
現代という時代は、
比較の時代です。
SNSを開けば、
誰かの成功が流れてきます。
・旅行の写真
・昇進の報告
・理想的な家族
・洗練されたライフスタイル
もちろん、それらは、
人生の一部分にすぎません。
しかし、私たちの脳は、
それを見て、
無意識に比較を始めます。
あの人はすごい
それに比べて私は……
このようにして、
劣等感が生まれます。
さらに厄介なのは、
比較で勝ったとしても、
安心は続かないことです。
上には上がいます。
どこまで登っても、
新しい比較対象が現れます。
つまり、
比較で得られる安心感は、
一時的なものなのです。
自尊心に依存すると、
人生は、
終わりのない競争が、
続きます。
そして、
競争が続く限り、
心は、
休まることがありません。
セルフ・コンパッションは「評価」ではなく「思いやり」
ここで登場するのが、
セルフ・コンパッションです。
セルフ・コンパッションとは、
一言でいえば、
自分への思いやりです。
・失敗したとき
・落ち込んだとき
・傷ついたとき
親しい友人に接するように、
自分にも、
温かく接する姿勢です。
自分に温かく接するとは、
自分を
甘やかすことではありません。
良い自分だけでなく、
うまくいかない自分も
受け入れます。
成功しているときだけに、
価値があるのではありません。
失敗していても、
落ち込んでいても、
あなたの価値は変わりません。
あなたが、
人間として、
毎日生きているだけで、
充分に尊い存在です。
セルフ・コンパッションは、
その前提に立っています。
そこには、
優劣も比較もありません。
あるのは、
自分自身への、
静かな敬意だけです。
自尊心とセルフ・コンパッションの決定的な違い
これら両者の違いを
一言で表すなら、
自尊心は「評価」であり、
セルフ・コンパッションは「関係性」である、
と言えます。
自尊心は、
私は優れているだろうか?
という
問いから始まります。
一方で、
セルフ・コンパッションは、
私は今苦しんでいるな
よく頑張っているな
という理解から始まります。
自尊心は、
結果によって上下します。
しかし、
セルフ・コンパッションは、
結果に左右されません。
・合格しても不合格でも
・成功しても失敗しても
あなたの価値が、
変わることがないため、
心が安定するのです。
評価による自信は揺らぎます。
しかし、
セルフ・コンパッションのように、
あなた自身を
思いやることによって生まれる
安心感は、
常に、
私たちを支えてくれます。
たとえば、
大きな失敗をしたとき、
自尊心に頼っている人は、
こんな自分には価値がない
と感じやすくなります。
しかし、
セルフ・コンパッションのある人は、
・誰にでも失敗はある
・今は苦しいけれど、それでも私は私は私だ、
と自分に語りかけることができます。
自尊心が、
上へ上へと、
自分を押し上げる力だとすれば、
セルフ・コンパッションは、
どこにいても大丈夫だよと、
足元から支えてくれる力です。
人生を歩むうえで、
私たちを、
本当に支えるのは、
高く飛ぶ力よりも、
何度でも
立ち上がる力です。
科学が示すセルフ・コンパッションの効果
多くの人は、
自分に優しくしたら怠けてしまうのでは?
自分を甘やかすのではないか?
と心配します。
しかし、
研究では、
逆の結果が示されています。
セルフ・コンパッションの高い人は、
・失敗から立ち直りやすく、
・ストレスに強く、
・挑戦を継続しやすい、
ことが分かっています。
なぜでしょうか。
それは、
自己批判が強すぎる人は、
失敗を
恐れるようになるからです。
失敗したら、
自分を責めてしまいます。
だから挑戦できない、
という、
負のスパイラルです。
しかし、
セルフ・コンパッションがあれば
違います。
失敗しても自分を攻撃しません。
必要以上に、
傷つかないため、
再び、
立ち上がることができます。
優しさは、
甘やかすのとは、
違います。
優しさは回復力なのです。
しなやかな竹が、
嵐に耐えるように、
思いやりによって生まれる力は、
人生の逆風を受け流す力に
なります。
本当の強さとは「自分に優しくできること」
本当の強さとは、
誤解されがちです。
たとえば、強い人とは、
・泣かない人
・弱音を吐かない人
・傷つかない人
そんなイメージを抱くことが
多いのではないでしょうか。
本当に強い人とは、
自分の弱さを
認められる人です。
- 悲しいときは悲しいと言える
- 苦しいときは苦しいと認められる
- 失敗しても自分を見捨てない
それこそが成熟した強さです。
人生は、
完璧には進みません。
挫折もあります。
失敗もあります。
自信を失う日もあります。
そんなとき、
あなたを最後まで支えられる存在は、
誰でしょうか。
他人ではありません。
肩書でもありません。
実績でもありません。
それは、
あなた自身です。
だからこそ、
自分との関係を大切にすることが、
何より重要なのです。
頑張っているのに、なぜか心が満たされないあなたへ
もし今、あなたが、
自信を失っているとしても、
誰かと比べて落ち込んでいるとしても、
思うような結果が出ず、自分を責めているとしても、
どうか忘れないでください。
あなたの価値は、
何かを成し遂げた成果で、
決まるものではありません。
誰かより優れているかで、
決まるものでもありません。
あなたは、
人間として、
自分の人生を歩んで、
存在しているだけで、
尊く、価値のある存在です。
人生は競争ではありません。
勝ち負けを繰り返しながら
進むものではなく、
自分自身と仲直りしながら、
歩いていく旅です。
自尊心は、
あなたを高く押し上げてくれる
大切な存在です。
しかし、
セルフ・コンパッションは、
あなたが
落ちこんだときに、
優しく
受け止めてくれます。
そして、
人生において、
とても必要なことは、
上へ上へと、
登っていくよりも、
落ちても、
再び立ち上がれる力を
持つことです。
どうか今日から、
自分を評価する言葉を、
少し減らして、
その代わりに、
自分をいたわる言葉を、
ひとつ
増やしてみてください。
- 大丈夫
- よく頑張っているね
- そのままで価値があるよ
本当の強さは、
厳しさの中ではなく、
優しさの中にあります。
そして、
その優しさは、
これからの人生を照らす、
静かな灯火となって、
あなた自身を、
支え続けてくれるでしょう。
次回も、
セルフ・コンパッション
について
考えて行きます。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
また次回、
このブログで
お会いしましょう。
