幸せ体質を育てるセルフ・コンパッション:自分を人生最大の味方にする方法 その1

目次
- ○ 幸せ体質を育てるセルフ・コンパッション:自分を人生最大の味方にする方法 その1
- ・なぜ私たちは自分に厳しすぎるのか:セルフ・コンパッションが必要な理由
- ・自分に厳しい人ほど生きづらいのはなぜか
- ・現代社会が生み出した「内なる批判者」の正体
- ・なぜ脳はあなたを責め続けるのか
- ・「自分を責めること」は本当に成長につながるのか
- ・自分を責める人ほど、本当は優しい人
- ・セルフ・コンパッションが人生を変える第一歩になる
- ・自分を責める人生から、自分を支える人生へ
幸せ体質を育てるセルフ・コンパッション:自分を人生最大の味方にする方法 その1
皆さん こんにちは
自分らしい幸せを欲しいアラフィフが
自分の強みを見つけられる
手相と四柱推命の鑑定師、西端です。
今回も、お読みいただき
ありがとうございます。
今回から、
セルフ・コンパッション
について
考えていきます。
なぜ私たちは自分に厳しすぎるのか:セルフ・コンパッションが必要な理由
頑張っているのに苦しいあなたへ
ふと立ち止まったとき、
心の奥から、
聞こえてくる声があります。
・まだ努力が足りない
・もっとちゃんとできたはずだ
・こんなことで落ち込んでいてはだめ
まるで、心の中に、
厳しい監督が
住んでいるかのように、
私たちは、
自分を叱り続けます。
誰かに、
同じ失敗を相談されたなら、
きっと優しい言葉を
かけるでしょう。
・大丈夫だよ
・そんなこともあるよ
・よく頑張ったね
しかし、
その優しさを、
自分自身には
向けられないんです。
そんな人は、
決して少なくありません。
むしろ、
真面目で責任感が強く、
人のために頑張れる人ほど、
自分に対しては、
驚くほど厳しいのです。
それは、
気づかないうちに、
あなたの人生で、
最も長く付き合うはずの
あなた自身を、
最大の敵に
してしまっているのです。
セルフ・コンパッション self-compassion
とは、
そんな生き方を変えるための
心の在り方です。
その第一歩として、
まずは、
なぜ私たちはこんなにも自分に厳しくなってしまったのか
を見つめていきましょう。
自分に厳しい人ほど生きづらいのはなぜか
私たちは、
子どもの頃から、
・頑張ることは素晴らしい
・努力は裏切らない
と教えられて育ってきました
もちろん、
努力には価値があります。
しかし、
努力することと、
自分を責め続けることは、
別の話です。
自分に厳しい人は、
失敗したときだけでなく、
成功したときでさえ
満足できません。
目標を達成しても、
・まだ足りない
・もっと上を目指さなければ
と考えてしまいます。
まるで、
ゴールのないマラソン
のようです。
どれだけ頑張っても、
安心できず、
どれだけ成果を出しても、
自分を認められません。
向上心があって、
とても良いように見えますが、
実際には、
心身ともに、
慢性的な緊張状態に
置かれています。
本来、
成長とは、
喜びを伴うものです。
しかし、
自己批判が強すぎると、
成長の喜びではなく、
失敗してはいけない恐怖
に突き動かされるようになります。
その結果、
少しずつ、
心は疲弊していきます。
生きづらさの正体は、
自分への厳しさにあることが
少なくないのです。
現代社会が生み出した「内なる批判者」の正体
なぜ、
現代に生きる私たちは、
これほど自分に、
厳しいのでしょうか。
その背景には、
社会そのものの変化があります。
私たちの生活自体は、
以前と比べて、
確かに便利になりましたが、
私たちは、
常に誰かと比較される環境の中で
生きています。
SNSを開けば、
成功した人の報告が流れてきます。
旅行、美容、仕事、人間関係
誰もが輝いて見える世界です。
実際には、誰もが、
悩みや不安を
抱えているはずです。
しかし私たちは、
他人の華やかな部分と、
自分の不完全な現実を、
比べてしまいます。
すると自然に、
・自分はまだまだだ
・もっとできるはずだ
・もっと頑張らなければ
という声が強くなります。
さらに、現代社会には、
成果を出している人に価値がある
という空気も存在します。
・効率
・実績
・結果
それらは確かに大切です。
しかし、
人間の価値まで、
成果で測るようになると、
失敗した自分を、
許せなくなります。
こうして、心の中に、
完璧でなければ認めない厳しい批判者
が育ってしまうのです。
なぜ脳はあなたを責め続けるのか
実は、
自分を責めてしまうのは、
あなたの意志が弱いから、
ではありません。
人間の脳の仕組みが、
関係しています。
私たちの脳には、
ネガティブバイアス
と呼ばれる傾向があります。
これは、
危険を察知し、
生き延びるために
発達した能力です。
太古の昔、人類は、
危険を見落とすと、
命を落としました。
そのため脳は、
本能的に、
悪い出来事へ、
強く反応するようになったのです。
だから私たちは、
- 褒められた言葉より、 批判された言葉を覚えている
- 成功した経験より、 失敗した経験を思い出す
- 十の良い出来事より、 一つの嫌な出来事に意識が向く
これはある意味、
自然な反応です。
問題は、
その反応を,
絶対的な真実だと
思い込んでしまうこと。
心の中の批判者は、
・失敗した、
ではなく、
・お前はダメな人間だ
と人格そのものを否定します。
しかし、
それは事実ではありません。
失敗は、
ひと時の出来事です。
決して、
あなたの存在価値では
ないからです。
「自分を責めること」は本当に成長につながるのか
多くの人は、
自分に厳しくしなければ成長できない、
と思っています。
もし自分を甘やかしたら、
・怠けてしまうのではないか
・努力しなくなるのではないか
・成長しなくなるのではないか
そう不安になるのです。
しかし、ここに大きな誤解があります。
厳しさと、
成長は、
関係ありません。
たとえば、
植物を育てるとき、
毎日怒鳴りつけても、
花は咲きません。
必要なのは、
・水と
・光と
・適切な手入れです。
人間の心も同じです。
自分を、
無理やり叱咤激励して、
前進することはあります。
しかし、
それは長続きしません。
疲れ果てますし、
燃え尽きます。
一方で、
失敗しても大丈夫、
またやり直せばいい、
と自分を支えられる人は、
何度でも挑戦できます。
本当の成長を促すのは、
恐怖ではありません。
安心感です。
そこで、
セルフ・コンパッションが、
重要になってきます。
自分を責める人ほど、本当は優しい人
自分を責める人の多くは、
とても優しい人です。
・人に迷惑をかけたくない
・期待に応えたい
・役に立ちたい
そんな思いを持っています。
だから失敗すると、
自分を強く
責めてしまうのです。
しかし、
考えてみてください。
あなたの大切な友人が、
私は失敗したから、価値が無いんじゃないか
と悩んでいたら
どう感じるでしょうか。
きっと、
そんなことはないよ、
と優しく伝えるはずです。
しかし、私たちは、
私たち自身には、
その言葉をかけません。
他人には
優しくできるのに、
自分には、
厳しくあたるのです。
あなたもまた、
優しさを受け取る価値のある
存在です。
頑張っている自分に対して、
「よくやっているよ」
と言ってあげて、いいんです。
セルフ・コンパッションが人生を変える第一歩になる
セルフ・コンパッションとは、
簡単に言えば、
苦しんでいる自分に思いやりを向けること
です。
それは、
自己憐憫でも、
甘やかしでもありません。
苦しいときに、
今つらいんだな
と自分の心を認めること。
失敗したときに、
誰にでもそんなことはある、
と人間らしさを受け入れること。
そして、
私は私自身の味方でいよう
と決めることです。
人生には避けられない失敗があります。
傷つく日もあります。
思い通りにならない出来事もあります。
だからこそ必要なのは、
完璧になることではなく、
自分を支える力なのです。
セルフ・コンパッションは、
心の弱さではありません。
嵐の中でも、
自分を見捨てない強さです。
自分を責める人生から、自分を支える人生へ
長い間、
自分に厳しく生きてきた人ほど、
最初は戸惑うかもしれません。
自分に優しくすることが、
どこか間違っているように
感じることもあるでしょう。
しかし、どうか思い出してください。
あなたは、
誰よりも長い時間を、
あなた自身とともに生きていきます。
その最も身近な存在に、
ずっと冷たい言葉を、
浴びせ続ける必要はありません。
今日から少しだけ、
自分への接し方を変えてみませんか。
- 失敗した日には、「お疲れさま」と声をかける。
- 落ち込んだ日には、「そんな日もあるよ」と寄り添う。
- 不安な夜には、「大丈夫、一歩ずつ進めばいい」と励ます。
優しさは、
他人に向けるだけのもの
ではありません。
あなた自身に向けてこそ、
本当の力を発揮します。
心の中で
責め続けてきたその声を、
少しずつ,
労わる声へ変えていくとき、
人生の景色は
静かに変わり始めます。
自分を裁く人生から、
自分を支える人生へ。
セルフ・コンパッションの旅は、
誰か別の人になるための
旅ではありません。
本来のあなたを取り戻すための旅です。
そしてその旅の最初の一歩は、
私はもっと、
自分に優しくなっていい
という小さな許可から始まるのです。
次回も、
セルフ・コンパッション
について
考えて行きます。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
また次回、
このブログで
お会いしましょう。
