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怒りの哲学:人生を曇らせる影との向き合い方 幸せ体質的、心を凪にする処方箋 その6

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怒りの哲学:人生を曇らせる影との向き合い方 幸せ体質的、心を凪にする処方箋 その6

皆さん こんにちは

自分らしい幸せを欲しいアラフィフが
自分の強みを見つけられる

手相と四柱推命の鑑定師、西端です。




今回も、お読みいただき
ありがとうございます。



今回も、


人生を曇らせる

怒りとの向き合い方


について
考えていきます。

怒りの脳科学:脳が怒りを生み出す仕組み 扁桃体と前頭前野の葛藤

怒りの感情が

湧き起こるのは、


突然です。



穏やかだった湖面に、

大きな石が、

投げ込まれるように、


・誰かの一言が、

・予期せぬ出来事が、

・あるいは思い通りにならない現実が、


心に、


大きな大きな、

波紋を広げることが
あります。



昨日までは、

大して
気にならなかったことが、


妙に腹立たしく

感じたりして、


大切な人に、

強い言葉を

ぶつけてしまった、


という経験が

ある方も、


いらっしゃるんじゃ

ないでしょうか。



そして、

嵐が過ぎ去ったあと、


しばしば後悔します。



- あんな言い方をしなければよかった

- なぜあの時、冷静になれなかったのだろう

- せっかく築いた信頼を失ってしまった



そう思った経験は、


誰にでも

あるのでは

ないでしょうか。



しかし、

その瞬間のあなたは、


決して

弱かったわけでも、

未熟だったわけでも


ないんですよね。



実は、

怒りには、


私たち自身の

意志だけでは、


簡単に制御できない、

脳の仕組みが、


深く関わっています。


そして、もちろん、

怒りは、

性格の問題でもありません。



まずは、

怒りの感情が湧いたときに、


あなたの脳で、

何が起きているのかを、


知ることから

始めてみましょう。



脳の働きを

理解したとき、


怒りは

敵ではなく、


理解できる現象として


見えてくるはずです。

脳の警報装置 - 扁桃体

私たちの脳には、


扁桃体 へんとうたい

と呼ばれる、


小さな器官があります。



扁桃体は、


感情、

とりわけ、

恐怖や怒りを生み出す


警報システムの働きを

持っています。



はるか昔、


人類が、

野生動物に襲われながら

生きていた頃、


この警報の機能は、


命を守るために、

絶対に必要なものでした。


たとえば、

森の中で物音がした、

とします。



それは、


風なのか、


それとも
猛獣なのか、


はたまた、
適の襲来なのか。



ゆっくり考えていては、

命を落としかねません。



だから、

扁桃体は、


考える前に反応する


という仕組みを

持つようになりました。




危険の兆候を

察知すると、


瞬時に、


・アドレナリンを分泌し、

・心拍数を上げ、

・筋肉を緊張させます。



戦うか、逃げるか。



生き残るための準備を、


一瞬で整える必要が

ありました。

偏桃体によるハイジャック

現代社会では、


猛獣に遭遇する機会は、

ほとんどないかもしれません。



しかし、

私たちの脳は、


生き残ってきた人類の、

進化の結果として、


脳の警報システムを、


そのまま持っています。



・上司の叱責

・SNSの批判

・理不尽な対応



それらを、

私たちの脳は、

しばしば、


生命への脅威に近いもの


として認識します。



その結果、


扁桃体の警報が、

鳴り響きます。



怒りは、

その警報音の一つ、

と言えます。



アメリカの心理学者

ダニエル・ゴールマンは、


この状態を、


アミグダラ・ハイジャック


と呼びました。



扁桃体が、

脳全体を乗っ取り、


理性的な判断を行う

システムより先に、


反応してしまう現象


のことを指します。



つまり、

怒りの瞬間、


人は考えて、

怒っているのでは

ないんです。



私たちの脳が、

偏桃体に乗っ取られて、


理性的な判断が

できないわけですから、


怒らされている、


とも言える

のではないでしょうか。



これは、

決して言い訳ではありません。



自分を

責めるためではなく、


自分の怒りを理解するために、


とても大切な視点です。

思考を司る「前頭前野」がブレーキをかけるまでの6秒

幸いなことに、


私たちの脳には、

感情の暴走を止める機能も


備わっています。



それが前頭前野です。



前頭前野は、

額の裏側にあり、


・理性

・判断力

・計画性

・自制心 


などを担う

司令塔として

働いています。



扁桃体が、

アクセルだとすれば、


前頭前野は、

ブレーキとも言えます。



問題は、


アクセルが、

先に踏まれる


ことです。



危険を感じた瞬間、


まず

扁桃体が反応します。



その後、

前頭前野が、


状況を分析し始めます。



・本当に怒る必要があるのか

・この発言に悪意はあったのか

・感情的になったら後悔しないか



こうした、

冷静な思考が、


動き始めるまでには、


わずかな時間差が

存在します。



一般的に、


怒りは6秒待て、


と言われる理由も

ここにあります。



6秒とは、

単なる当てずっぽうの数字では

ありません。



扁桃体の

興奮が落ち着き、


前頭前野が、

働き始めるための


時間なのです。



だから、

怒りを感じた瞬間の行動は

危険だと言えます。



・反論する。

・言い返す。

・メッセージを送る。

・決断する。



そのどれもが、


未来の後悔に、

つながりかねません。



怒りの瞬間、

私たちは、


未来の自分を、


見失っています。



目の前の不快感だけが、


一時的に、


世界のすべてに

なってしまいます。



だからこそ、


一呼吸置くことが、

重要になります。



その数秒が、


感情に支配された自分から、

理性ある自分へと

戻ることができる


架け橋となります。

怒りの慢性化がもたらす身体への影響

怒りは、

一時的な感情であれば、

自然な反応です。



問題は、

怒りが慢性化したときに

起こります。



怒り続ける脳は、

常に、

戦闘態勢に入っています。



その状態では、


ストレスホルモンである

コルチゾールが、


過剰に分泌されています。



コルチゾールは、

短期的には、

役に立ちますが、


長期間、

分泌され続けると、


身体に大きな負担を

かけます。



・血圧が上がる。

・血管が傷つく。

・免疫力が低下する。

・睡眠の質も悪化する。



さらに、

脳にも影響を及ぼします。



慢性的なストレスは、


記憶や学習に関わる

海馬 の機能を、


低下させることが

知られています。



つまり、怒りは、

相手を傷つける前に、


自分自身を傷つけている


可能性だって

あるのです。



怒りを

飲み込んでも苦しい。

爆発させても苦しい。



どちらも、

脳と身体に負荷を与えます。



だから、必要なのは、

我慢ではありません。



上手に流す技術です。



怒りを否定する必要は

ありません。



ただ、

怒りの感情と、

距離を取る術を


身につければいいのです。

怒りを鎮める脳科学的アプローチ

では、

脳の暴走を鎮めるには、


どうすれば

よいのでしょうか。



方法は、

意外なほど、

シンプルです。



1. 深くゆっくり呼吸する


深く、そして、

ゆっくり呼吸をすると、


副交感神経が

働き始めます。



副交感神経が
働くことによって、


私たちの脳は、


身体は安全だ、

と判断し、


扁桃体の警報レベルを

下げます。



吸うことよりも、


吐くことを意識すると

効果的です。



2. 6秒だけ沈黙する


怒りを、

感じたときの反応を、


保留するだけで、


前頭前野が、

働く時間を、


確保できます。



その6秒の保留は、


敗北では、


決してありません。



未来の自分を守るための、

投資である、

と言えます。



3. 視線を外す


怒りの対象を

見続けると、


扁桃体の興奮は

持続することが

わかっています。



ですから、


・窓の外を見る

・空を見る

・遠くの景色を見る


など、

怒りの対象以外のものに、

視線を

動かすことによって、


怒りの対象から、

視線を外すことができれば、


脳の状態が変化して、


脳の暴走を

鎮めることができます。



4. 感情を言葉にする


あなたの心が、

傷ついたとき、


- 私はいま怒っている

- 傷ついた

- 認められなかったと感じた


と、あなたの心の状態を、

言語化することは、


瞬間的な怒りを、
静かにさせるのに、


とても効果的です。



あなたの感情を言語化すると、


感情を司る領域から

思考を司る領域へ、


脳の活発な活動が、


移行すると言われています。



怒りを感じたら、


怒りそのものに

なるのではなく、


怒っている自分を


観察してみたら

いかがでしょうか。



それだけで、

脳の主導権は、少しずつ、


理性の側へ戻ってきます。

怒りの正体を知ったとき、人は穏やかになれる

海は、

いつも穏やかでは

ありません。



風が吹けば波が立つ。

嵐が来れば荒れる。


それは自然なことですよね。



人の心も、

同じことではないでしょうか。



怒りが湧くこと自体は、

悪ではありません。



なぜなら、


脳が、今日も、


あなたを守ろうとして

働いた結果


なのですから。



怒りを

消し去ることは

できませんが、


怒りに、

飲み込まれないことが


大切です。



波を、

止めることはできませんが、


波に乗ることはできます。



怒りの正体を知り、


自分の脳で、

何が起きているのかを

理解したとき、


あなたの感情との、

付き合い方は、

大きく変わり始めます。



嵐はやがて、

過ぎ去るときが来ます。



そして、その向こうには、


静かな湖面のような、

心の凪が待っています。



怒りを責めるのではなく、

理解すること。


それこそが、


幸せ体質への、

最初の一歩

なのかもしれません。




次回も、


人生を曇らせる

怒りとの向き合い方


について
考えて行きます。



最後までお読みくださり
ありがとうございました。



また次回、
このブログで
お会いしましょう。

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